市議会議員が23人必要だという「具体的な理由」は?
大牟田市議会では2022/9/16の議会運営委員会の中で、大牟田経済倶楽部から提出された「人口減少を見据えた市議会議員の定数削減に関する陳情書」の審査が行われました。
この陳情を議会がどう判断するのか注視していたのですが、市議会からは「これまでも身を削る改革をしてきた。市民意識などを総合的に勘案すると、次の選挙で1人減じて23人にすべきとの結論に達した。」との提案がなされ、可決されました。
オレは23人必要な理由をもっと具体的に情報発信してほしいと思ったし、議員の方それぞれがどのような考えだったかを知りたいと思いました。
身を削る改革!?
オレには議員定数を定める議会が保身に走っているようにしか見えません。
市民意識などを総合的に勘案!?
具体的にどういうことなのでしょうか?オレには「何をしているかわからないから減らしていい」という声ばかり届くのですが・・・
根拠なく減らせと言うのはよくないと思うので、参考までに福岡県内の類似団体と比較してみます。
自治体 | 日付 | 人口(人) | 議員定数(人) |
---|---|---|---|
大牟田市 | 2022年12月1日 | 108,581 | 24 (次の選挙から23) |
筑紫野市 | 2022年11月末 | 106,440 | 22 |
春日市 | 2022年11月30日 | 112,858 | 20 |
大野城市 | 2022年11月末 | 102,711 | 20 |
糸島市 | 2022年11月30日 | 103,663 | 20 |
飯塚市 | 2022年11月末 | 125,808 | 28→24→28 |
宗像市 | 2022年11月30日 | 97,312 | 20 |
類似団体との比較を見てみなさんはどう思われましたか?(飯塚市のように定数が迷走している自治体もあるようですが・・・)
人口以外にも財政や面積などの要素も絡み、定数削減によって議員一人ひとりの負担や責任はさらに大きなものになると思います。ですが、オレたちはオンラインを活用することで、大牟田市も類似団体と同様に20人でやれるんじゃないかと思っています。
議員報酬が1人あたり約700万なので、あと3人減れば2,100万の財政削減となります。これを未来に投資するのか、それとも現状維持するのか。
みなさんはどう思われますか?ぜひ声を届けてください。
現時点ではこの先さらに人口が減っていくことを考え、オレたちは議員定数削減を強く求めていきたいと思っています。共感していただけた方は、ぜひオレたちの仲間になって一緒に大牟田の未来をつくりましょう。